2011年7月14日木曜日

MagicMouseでExposéが使えるようになる「BetterTouchTool」

MagicMouseは使いやすく革新的なデバイスではありますが,Exposéなどのジェスチャーが使えません.
そのため,トラックパッドを使うorファンクションキーによって利用することになります.
そこで,「BetterTouchTool」を導入したいと思います.
これは,MagicMouseのジェスチャーを認識して,指定した処理を行ってくれるソフトです.

まず,以下のサイトからダウンロードします.
ダウンロードは,「(get via alpha update or here: http://boastr.net/btt0.691.zip )」の部分にあるリンクをクリックすることで行います.
ダウンロードしたら,解凍して「BetterTouchTool.app」を「アプリケーション」ディレクトリに移動することでインストールします.

では,実際に設定を行います.
「BetterTouchTool.app」を起動すると,メニューバーにアイコンが現れると思います.
それを右クリックして「Preferences」を選択すると,以下の画面が現れます.

まず,左のリストに「Global」と「Finder」があると思います.
これを選択することで,各アプリごとにジェスチャーの認識を変えることができます.
今回は,どのアプリでもExposé,つまり共通のジェスチャーを設定したいので,「Global」を選択します.

次に,右下の「Add new gesture」を選択します.
すると新しいジェスチャーが真ん中の大きなリストに追加されると思います.
設定をするには,変更したいアイテムを選択することで設定画面がした部分に現れます.
そこでドロップダウンリストなどから設定したい項目を選択します.
ちなみに,私の設定は「2本指で上方向にスワイプ」することで「Show Desktop」(ウィンドウをすべて隠してデスクトップを表示)させて,「2本指で下方向にスワイプ」するとこで「Expose」が起動するように設定してあります.
かなら自由度は高いと思うので,いろいろいじってみると面白いと思います.

また,システムの起動時に一緒に起動させるために,上のバーの「Basic Settings」を選択します.
そして,「Launch BetterTouchTool on startup」にチェックを入れます.

2011年7月11日月曜日

画像編集用プログラム「ImageMagick」のインストール

今回は,CUIで画像を編集する際に便利な「ImageMagick」をインストールします.
ちなみに私は,画像を「eps」形式に変換する処理に使っています(Tex用に).
インストールには「MacPorts」を利用するので,ここの記事を参照にインストールをしておいてください.


まず,各種画像を取り扱うためのライブラリをインストールします.
ImageMagickのインストールにおいて,オプションで指定することもできますが,エラーが起きるなどの報告もありますので,個別にインストールする方が無難だと思います.
ターミナルを起動して以下を順番に実行してインストールして下さい.
  • $ sudo port install jpeg
  • $ sudo port install libpng
  • $ sudo port install libwmf
  • $ sudo port install tiff
  • $ sudo port install lcms
  • $ sudo port install freetype
  • $ sudo port install ghostscript
これを見ればわかると思いますが,上半分では「jpeg」「png」「tiff」「wmf」のライブラリをそれぞれインストールしています.

以上のインストールが完了したら,以下のコマンドを実行してImageMagick本体をインストールしてください.

  • $ sudo port install ImageMagick



これでインストールは完了です.
確認していませんが,「gif」関連のライブラリもインストールされていたので(最初から入っていたのかもしれませんが・・・)おそらくgifも扱えると思います.
他にも扱える画像形式があると思いますが,確認していません.